銀行で借りるマイカーローンはディーラーローンと比べて低金利となり、借り入れ後の返済負担が軽いために人気が高くなっています。それでも銀行のマイカーローンは手続きが面倒、手間がかかるといったイメージがあり、ローンという商品の性質上、保証人が必要になるのではないかと気にする方も少なくありません。
しかし、実際には銀行のマイカーローンは保証人を原則不要とするところが多く、保証人なしでマイカーローンの利用ができるようになっています。
その代わりに借り入れる銀行が指定する保証会社の保証を受ける必要があるのですが、保証会社を利用するとは言っても手続きが面倒なことはなく、銀行からのマイカーローンの申し込みで自動的に保証会社でも審査が行われるために手間はかかりません。
銀行のマイカーローンは原則として保証人が不要となっていますが、あくまで「原則」として保証人が不要なだけです。場合によっては保証人が必要となることもありますが、基本的には不要と考えておいても良いでしょう。
保証人が必要となるケースは保証会社が必要と定めた場合で、申し込み内容や審査の結果によって、本人だけでは少し弱いと判断がされると保証人が必要となることもあります。
ただ、銀行のマイカーローン審査で保証会社が保証人を必要となるような状況では審査落ちとなる場合も多いため、実際には銀行のマイカーローンでは保証人のことは考えておかなくても大丈夫とも言えます。
保証人を他人に頼むのは非常に難しく、いざ必要となった際に聞きまわったとしてもなかなか保証人になってくれる人を見つけられない可能性もあります。基本的には不要となる銀行マイカーローンの保証人も、できるなら備えとして候補を見つけておくのも良いでしょう。
住宅ローンなどと比べれば規模が小さいマイカーローンですが、それでも借りる金額は数百万円単位ともなります。それほどの金額の保証人を探すのは難しいとも言えるので、焦ってしまわないためにも備えておくのは悪くはありません。
また、銀行マイカーローンの審査に通らなかった場合に利用の候補に挙がるディーラーローンでは、保証人が必要となる場合が多いです。銀行がダメだったことを考えても、保証人の候補を見つけておくのは損はありません。
保証人が必要となるのは申し込み者本人の返済能力が弱いと感じられるためで、貸し手側からすると貸し付けたお金の回収ができなくなるリスクがあると判断すれば、万が一のときのために保証人を要求することとなります。
お金を借りた本人からの返済ができなくなった場合に保証人、および連帯保証人への請求を行うことで返済自体はされるため、保証人の返済能力が一定の基準をクリアできるのであればリスクをカバーできるため、ローンの融資が可能となります。
そのため、保証人は誰でもなれるわけではなく、安定した収入がある、万が一のときに代わりに返済が行えるなどの審査基準を満たさなければなりません。保証人が必要となった際に保証人になってくれる人が審査に通らないとなれば、他の保証人を探さないとローンの利用はできません。
マイカーローン利用時にはそこまで気にすることではありませんが、保証人と連帯保証人にはいくつかの異なる点があります。大きな違いは連帯保証人の場合には借主と同等の責任を負う点です。
何らかの事情によって借主の返済ができなくなった場合、保証人が付いていれば保証人のもとへと請求がきます。その際に保証人は借主に請求をするように主張したり、または借主に返済をするように促したりといったことができます。
しかし、連帯保証人の場合には借主と同等の責任を負うことになるため、借主への請求を主張したりといったことができず、代わりに返済を行わなければなりません。
保証人としての責任が重いのは連帯保証人となり、その分だけ連帯保証人を必要とするローンは大型の融資であったり、借主の収入などの状況が良くないなどの場合が多いです。